イライラの消しゴム

オフィス悠々代表高田しのぶのブログです。
「ゆったりと健やかに」をイライラの消しゴム®で実現します。

ブログを引っ越しましたこちらをご覧ください。

練馬

練馬区男女共同参画センターえーるにて
アンガーマネジメント講座「イライラの消しゴム」を開催
しました。
こちらは昨年度に引き続き、2回目の開催です。
DSC_0092


この日は女性への暴力をなくすイベントを1日がかりで行っており、
その一環としてのアンガーマネジメント講座でした。

女性への暴力の件については過去にもいろいろ書きましたので、
今回は省略します。
過去記事をご覧ください。
▼お前が悪いんだ
▼なぜ男は暴力を選ぶのか

講座後の質問でとても印象深いものがありました。

「私は40年前のことを今でも思い出して怒っています。
どうすればいいでしょう。」

40年前というと石油ショックとかそんな時代ですか、と
思わず私は言ってしまい、顔をしかめられてしまいましたが、
それくらい前のことです。

私「そのことは変えられますか。」
質問者「変えられません。」
私「そのことを言って相手に謝ってもらうことはできますか。」
質問者「できません。」
私「そのことを思い続けて何かいいことがありますか。」
質問者「あります。人のせいにしていれば自分が変わらなくて済むのです。」

!!!

私からも思い出し怒りに対するいくつかの方法をお伝えしましたが
これを聞いていたセンター長からのお話がとても印象的でした。
「午前中の講座でもちょうどそういう話がでてきていました。
それを聞いたカウンセラーの方は、『そういうことがあったのは事実。
それでそこにとどまるのか、自分の人生なんだからと思って
忘れていくのか。あなたの人生なんだからあなたが決めて下さい。』
とおっしゃっていました。」

本当にそうですねえ。
しみじみといい話でした。

ご感想をご紹介します。

「ちょこちょこ先生のユーモアが入る講義だったので、眠くなく学べました。」

「軽い気持ちで参加したが参加して良かったと思う。
職場、家族と一緒に受講しても良い。
自分自身の振り返りになった。」
→そうなのです。家族で参加してほしいなあと思って、
 3月は家族で参加できる講座を作りました。
 せひことらにご参加ください。

「日々の子育てで子供に対して怒ることで自分のストレスイライラを解消
しようとしていました。
~すべきと大人の目線で見ていたので子供の目線で見るように心がけたいです。」

「男が暴力的な奴が多いのは事実だが、パワハラばかりだと本当に
仕事をするのが辛くなってくる。」
→正直に書いていただきました。
 男性は感情を見せてはいけないと言われていて、唯一、許されているのが
 怒りという感情ではないかと思います。
 このことについては後日、書いていきたいと思います。

「怒りをマネジメントする方法を学べたのでやってみたいと思いました。
とてもいい消しゴムをいただいた気がします。」

練馬区の皆さん、ありがとうございました。

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こちらの講座も手話通訳がついていました。
民間事業者の届けれらないところに講座を届けて
いただきましてありがとうございます。

怒りに点数をつける、ということを子ども(五歳男児)に伝えました。
その後、イライラしていると、子どもの方から「今怒り何点?」と聞いてくることがあり、
その言葉にイライラしてしまいます。
怒っている人が考えることだから他人が聞いてはいけません、と教えたのですが、
それでよいのでしょうか?


怒りの温度計に関し、受講後の方からいただた質問です。
質問者は怒っていらっしゃいますが、情景が目に浮かんで
思わず笑ってしまいました。

もちろん、聞かれてイライラするならば、その答えでいいと思います。

このことに限らず、アンガーマネジメントの技術は、人によっては合わなかったり、
場合によっては難しかったりすることもあるので、その場合は、無理にする必要は
ありません。

以前、怒りの日記をご紹介した時に
「怒りを書いていくと鬱っぽくなってしまう。どうしたらいいか。」という
ご質問をいただきました。
これも気分が落ち込んでいる時は無理にする必要がなく、
そういうときはこの怒りの温度計など軽めのものに取り組むようにしてください。

ところで、質問者のお子さんはお母さんの怒りの温度を知りたいわけですが、
それに答えるゲームをご紹介しましょう。
その場で聞かれるのはイライラするということですが、
日を改めてこんなゲームをしてみてはいかがでしょう。

お子さんと二人でイライラすることを書き出してみてください。
お母さんの方はこんなことを書き出したとします。
 おもちゃが片付いていない
 脱いだものを脱ぎっぱなし
 今は忙しいから後で話しを聴くと言っているのにきいてくれない
 片付け物ができない
 朝忙しい時にぐずられる

お子さんの方はこんなことを書き出したとします。
 妹におもちゃを取られた
 お母さんが話を聞いてくれなかった
 友達に割り込みされた
 テレビを見ていたかったのに食事の時間になったから消されてしまった

次にそれぞれ温度をつけてみてください。
 おもちゃが片付いていない 3
 脱いだものを脱ぎっぱなし  2
 今は忙しいから後で話しを聴くと言っているのにきいてくれない 5
 片付け物ができない 2
 朝忙しい時にぐずられる 4

 妹におもちゃを取られた 2
 お母さんが話を聞いてくれなかった 3
 友達に割り込みされた 2
 テレビを見ていたかったのに食事の時間になったから消されてしまった 4

次に、相手にイライラの部分だけを見せます。温度の部分は隠してください。
そして相手のイライラが何点だったかを当ててください。
「あの時はすごく怒ってたけど、実はたいしたことじゃなかったのね。」とか
「自分は何とも思っていなかったけどすごく嫌なことだったのね。」とかが
わかります。

これで相手との価値観のすり合わせができるわけです。
ご夫婦でやっても面白いですし、家族全員でやってみてもいいでしょう。

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生理の前など体調の悪いときは怒りやすくなってしまいます。
どうしたらいいでしょうか。


こんなご質問をいただきました。

このような症状はPMS(Premenstrual Syndrome:月経前症候群)と名がついていますが、
そのような場合、まず、自分はそういう時期である、ということを意識する必要があります。

アメリカではPMSの時期はPMSというマグカップを職場や家庭で使うということです。
そうすることで自分は今イライラしやすいから、あんまり面倒な話を持ってこないでね、
とか無闇に気に障るようなことを言わないでねと伝えるわけです。
職場でそんなカップを使うことにびっくりですが、自分で意識するために家で試して
みるのもいいのではないでしょうか。

ここでマグカップをいくつかご紹介しようと思ったのですが、
デザインがおどろおどろしかったり、
ふざけた文言が書いてあったり、いいものがありません。
アメリカに行けばいいデザインのものがあるのかもしれませんが、ネット上では
いいものは見つかりませんでした。

わざわざ特別なマグカップを使わなくても、PMSの時期は普段と違うマグカップを
使ってみるだけでもよいかもしれません。
家族だったらこのマグカップを使っている時は、体調が悪いので、怒らせるような
ことは控えて欲しい、と伝えておくのもいいでしょう。

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自分は怒りやすいということを覚えておくにはこんな方法もあります。

19世紀半ばのアメリカにフィネアス・ゲージという男がいました。
ゲージは鉄道建築技術者の職長で、勤勉で責任感があり、
仕事ができて皆に好かれて敬意を集める人物でした。

ある日のこと、作業中の事故でゲージの頭に鉄の棒が突き刺さり、
頭を貫通しました。
普通ならば死んでしまうところですが、ゲージはかろうじて一命を
取り留めます。

一命は取り留めたものの、事故後の性格は以前とは全く異なって
しまいます。移り気で無計画で、礼儀知らずで頑固なのに気まぐれで、
不遜な人物になってしまったということです。

ゲージの性格の変化が現在まで伝わっているのは、事故時にゲージを
診察したハーロウという医師のお蔭です。ハーロウは、ゲージの死後、
ゲージの家族と手紙をやりとりをし、ゲージのその後の様子を知ります。
また、ハーロウはゲージの脳の損傷部位も記録に残しています。

ゲージが損傷したのは前頭葉だとされています。これが、前頭葉が判断、
衝動、展望的記憶を司るということがわかった最初の研究です。

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参考文献


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前頭葉に関する記事はこちらもどうぞ。

発言小町という読売新聞の投稿サイトがありますが、「6秒くらいの、バカバカしい言葉。」
というトピックが立ちました。

ガーッと怒らないためには、
カチンと来てから6秒間やり過ごすことがポイントだと知りました。

そこで、
6秒間、やり過ごせるような、
怒るのがバカバカしくなるような言葉を、心の中で唱えようと思っています。

ということで怒るのがバカバカしくなる言葉を集めています。

この中で私がいいなと思ったのは
「ちゃらりー!鼻から牛乳~♪」と
「ようかいの~♪せいなんだ~♪」
です。

「ちゃらりー!鼻から牛乳~♪」はご存知トッカータとフーガニ短調、
「ようかいの~♪せいなんだ~♪」は子供達に大人気の妖怪ウォッチです。

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おなじみ6秒と魔法の呪文の組み合わせですね。

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