イライラの消しゴム

オフィス悠々代表高田しのぶのブログです。
「ゆったりと健やかに」をイライラの消しゴム®で実現します。

ブログを引っ越しましたこちらをご覧ください。

怒り

入門講座はどんなことをするのですか、というご質問をいただきました。
入門講座ではこんなことを学びます。

■こんなことを学びます■
1 怒ったことを話してみよう
 この講座で一番人気のワーク、怒ったことを話してみよう。
 そんなことはいつもやっているよ、と思った方、
 話し方にも聴き方にもコツがあります。
 愚痴で終わらず問題解決につながる聴き方、話し方を学びます。

2 怒りのスイッチを探そう
 怒りのスイッチを探してみよう。
 そんなもの知っているよ。
 「夫が服を脱ぎっぱなしだから。」
 「子供が片付けをしないから。」
 違います。
 怒りのスイッチはあなたの中にあります。
 「毎日イライラしている私に『参考』というより『衝撃』を受けた感じです。」
 というのはある受講者からの言葉です。

3 行動を変えよう
 怒りのスイッチがわかったら行動を変えてみましょう。
 でもどうやって。
 講座に来てのお楽しみ。 

お1人でいらしても
ご友人といらしても
ご夫婦でいらしてもいいですね。

「夫に聞かせたい、妻に聞かせたい」
という方はこの講座をプレゼントとして贈ってください。

前回の記事で、「相手が怒っている場合どうするか」ということをお話ししました。
それでは怒りが暴力にまでなった場合はどうしたらいいでしょう。

逃げるしかないですね。
私が治すとか、言えばわかるというのは幻想です。
公的な施設がありますので駆け込みましょう。
こちらのページにDV相談ナビがありますから電話をしてみてください。
あなたのお住まいの近くの施設に電話を転送してくれます。
リンクが切れてしまう可能性もありますので、
電話番号も書いておきましょう。
0570-0-55210
末尾が「ここにでんわ」です。

暴力について、今日は、沼崎 一郎(2002)
『なぜ男は暴力を選ぶのか―ドメスティック・バイオレンス理解の初歩』
をご紹介します。


題名の通り、「暴力はその男の選択である。あなたは悪くない。」
ということが諄々と説かれています。

暴力、と言ってしまうと「私には関係ない」と思ってしまう人がいるかもしれません。
でも
「お前のためを思って」
「あなたに良かれと思って言っているの」
と家庭や職場で言われてうんざりしたり、うんざりできずに
「私が悪いのではないか」と洗脳されかかっている人はもいると思いますが、
そういう人にもこの本はお勧めです。
また、大声で怒鳴るなども暴力に含まれます。

先日、女性に対する暴力をなくす運動の一環として、国分寺市で講座を行いました。
私がこの本を紹介したら担当の方が3冊持ってきて、回覧してくださいました。
3冊もあるということは担当の方もこの本が良いと思っていらっしゃるんですね、
と言ったところ、「5冊ある」とのことでした。

この本、出版当初は300円程度でしたが、今は古本しかなく1000円程度の値段が
ついています。
この種の本が3倍の値段になって流通しているのは極めて異例ですが、
それだけこの本が良い本であるということでしょう。

しかし、3倍になっていると言っても高いものではありませんですから、
ぜひ一度お読みください。


■講座のご案内
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オフィス悠々の本棚
http://astore.amazon.co.jp/officeyuyu30e-22
↑アンガーマネジメントに関する書籍はこちら。

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国分寺市の講座の様子はまた記事にします。
こちらもキャンセル待ちの出る大人気講座でした。
参加できなかった方、ぜひ、こちらの講座にご参加下さい。
【保育付】アンガーマネジメント入門講座アンガーマネジメント入門・応用講座お申し込み受付中です。

11月12日~25日は女性に対する暴力をなくす運動期間です。

講座後の質問で多い質問に「相手が怒っているときにどうすればいいですか。」
というものがあります。

どうすればいい、ということの前に、なぜ怒っているのかについて考えてみましょう。

さて、ここでいくつかの質問を皆さんにしてみましょう。
あなたに向かって怒っている人を考えてみて下さい。

Q1:怒られるのは私が悪いのですか。
Q2:怒っている時は我を忘れているのではないですか。
Q3:怒るのはその人のためを思ってのことですか。

答えを考えてみて下さい。

・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・
・・・・

答えを考えましたか。
答えは、いずれも「いいえ」です。

A1:怒りはその人の感情なので、例えばあなたが失敗したのを見ても
「怪我はなかったか。」と心配する人もいれば
「不注意だからこんなことになるんだろう。」
と怒る人もいます。
その人が怒っているのはその人のせいであってあなたのせいではありません。

A2:怒った時、我を忘れているわけではありません。
あなたに怒っている人は、上司にはそんなに怒らないでしょう。
人を見て怒りを出したり出さなかったりしているのです。
怒りは弱いところへ向かう性質を持っています。
こちらの記事をご覧ください。
銃を持っているかもしれない

A3:あなたのためを思っているわけではありません。
怒っている時は、アドレナリンが出てとても気持ちがいいのです。
気持ちいいから怒っているのです。

アドレナリンと怒りに関してはこちらをご覧ください。
怒っているとき、すごく自分に生命力を感じる
アドレナリンと怒りの話し
怒りは人を動かす便利な道具か

怒りの性質がわかったところで、怒りを向けられたらどうすればいいかについて考えていきましょう。
怒りを向けられた場合の対処法はすでに書いていますのでこちらをご覧ください。
他人に怒りを向けられたら
イライラの消しゴム新聞でも第4号で取り上げています。
イライラの消しゴム新聞

それでは怒りが暴力にまでなったらどうしましょう。
次回、ご紹介します。

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大川小の津波被害の判決がでたり、木製ジャングルジムの火災が起きたりしました。
私はこういう事故が起きると
「私がその場にいて危ないと気づくことができただろうか。」
「気づいたとして『危ないから逃げろ(やめろ)』と言えただろうか。」といつも考えてしまいます。

「津波が来るんだから裏山に逃げれば良かった。」
「火災が起きるのはわかっていた。」
と物事が起こった後では言いたくなります。
人間には物事が起きてからそれが予測可能だったと考える傾向があります。
これを後知恵バイアスといいます。
しかし、私がその場にいたとして適切に判断でき、行動できただろうか、
私はいつもそう思います。

人間には、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、
「自分は大丈夫。」「今回は大丈夫。」などと過小評価してしまう傾向があります。
津波はここまでこないだろう、まさか燃えないだろう。
このような見方を正常性バイアスといいます。

正常性バイアスがあることを知れば、
「自分は大丈夫。」と思ってしまった場合、
「これはバイアスのかかった判断なのではないか。」と
考え直すことができます。

それから私たちは「みんなと一緒だから大丈夫。」とか「みんながやっているから大丈夫。」とか
思ってしまいがちですが、よく考えてみればそれは何の根拠もないことはわかります。
みんなと一緒にいても津波や火災がよけてくれるわけではありません。
集団の中では、次第に危険度(リスク)の高い方向に言動が傾斜していくこと、
個人であれば犯さないような間違いを犯すことがあります。
これをリスキー・シフトといいます。

リスキー・シフトを犯さないためにはみんながしていることでも、それは違うと言ったり、
自分だけ違う行動をするという訓練が普段から必要なのではないかと思います。
先生の言うことでも間違っていれば従わない、
それは子供に強く言っておかなければいけないかもしれません。
人に従う人間ではなく、自分で考える力を持つ人間を育てることが教育なのですから。

「気づいたとして危ないから逃げろ。(やめろ)」と言うこと、
これも普段から練習が必要なのではないかと思います。
「言ったら嫌われる。」
「空気読めないと思われる。」
そうではなく思ったことは言う、小さいことから訓練が必要です。

言っても聞かないなら自分だけでも全力で逃げなければなりません。
ここには怒りの力が必要なのではないかと思います。
敵や脅威にさらされたとき、アドレナリンを放出して
逃げたり、怒鳴ったり、攻撃したりする、
これが怒りなのですが、
私たちは普段、敵でも脅威でもなく、単なる考え方の違いにすぎないこと
でアドレナリンを放出して怒っています。
しかし、そんなことではなく、このような命に関わるときにこそ、
アドレナリンを放出し、止める者を全力で振り切って逃げたい(阻止したい)ものです。

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亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。

稲城市立小中学校PTA連合会にて「イライラの消しゴムを手に入れよう!
アンガ―マネジメントを学んで子供たちとより良い関係を」
という講演をしてきました。

役員の方が大変頑張ってくださり、400名の会場に大勢の方がご入場くださいました。

事前に町中にチラシを配布していただきました。
本屋さんにも置いてもらったところ、チラシの隣にアンガーマネジメント
コーナーを作っていただいたそうです。

これだけでも感激ですが、さらにまた感激。
なんとお二人の手話通訳の方に来ていただきました。
手話通訳がついたアンガーマネジメント講演会は本邦初だったのではないか、
と私は勝手に考えています。

今回初めて知りましたが手話通訳というのは15分交代で行うのだそうです。
腕を傷めないためだそうです。
また、私の原稿をみて辞書を引いていらっしゃいましたが、
日本語の辞書を引いてその言葉の意味、言い換えなどを知ることで
よりよい通訳ができるそうです。

大会場でしたが、事前に質問をいただくという工夫もしていただき、
いくつかの工夫で場が暖まったためか、
会場からも挙手で質問があがりました。
質疑応答が最もためになったというご感想の方もいらっしゃいました。

帰り際、司会の方が「皆様お忘れ物のないように、イライラの消しゴムも
忘れずにお持ち帰りください。」とおっしゃってくださって、
またまた感激。

半年も前から打ち合わせのやり取りをしていましたが、
本当に役員の方の力で成功した講演会でした。
DSC_0060

きれいなお花をいただきました。ありがとうございます。

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手話通訳がついたのはとてもいい経験でした。
聴覚障害者の方、ご希望があれば伺います。
一緒に企画を考えてみたいです。

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