イライラの消しゴム

オフィス悠々代表高田しのぶのブログです。
「ゆったりと健やかに」をイライラの消しゴム®で実現します。

ブログを引っ越しましたこちらをご覧ください。

子育て

先日の講座で
「『母は笑顔であるべき』という『べき』を持っているのですが
笑顔でいられなくてイライラします。」
という方がいました。

「『子ども相手に愛想振りまく必要はない』と書き換えてみたら
いかがですか。」
と答えたら大笑いされました。

いいですか、奥さん。
「子供は母親の笑顔が好き。」というのはよく聞きますが、こういう意味なんですよ。

「パンを焼いてあげようと思っていたら、パンをこねて
ちょうど手がべとべとのところで子供が泣きだして、
思わず怒ってしまったら子供が泣きだして。
おかげで今日はおやつの時間が遅くなって。
・・・・・その上、家の中はぐちゃぐちゃで・・・。」
という人に対し、
「おやつが手作りでなくたって、家の中がぐちゃぐちゃだって、
そんなことよりも子供はお母さんが笑顔でいてくれた方がうれしいのよ。」
とこういう文脈の言葉なんです。
決して「母親は笑顔であるべき」なんていう意味ではありません。

子供は、食べてさせて、着させて、寝かせれば充分です。
その上笑顔なんて要りません。

子育ては仏頂面で!
三回くらい唱和してみましょう。

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友達のSNSを見て「あの人はキラキラ子育てをしている」
とかも思わないでくださいね。
よそ行きですから、よそ行き。

ボールであそんでいたのに、ちょっと遠くへころがったときにゆうくんがよこどりした。
「あそんでたのに!」というと、「みんなのものでしょ」って。
そんなのおかしい!
わたしが使っていたのに。
イライラして、きもちがおさまらない。
あぁもう、やだな。


窓ガラスが割れている。
今回はボクじゃないのに、先生から「またお前か!」と怒られた。
「ボクじゃない」と言っているのに、なかなか信じてくれないから、
カッとなって、床にモノを投げてしまった。
後からヨシ君が「ボクでしう」と言ってくれたから
うたがいははれたけど、くやしくてアタマにきた!


こんなことでお子さんが怒っていたらあなたはお子さんにどう答えますか。

今回は、お子さんと読めるアンガーマネジメントの本をいくつかご紹介しましょう。

まずはこちらの本。
篠 真希・ 長縄 史子(2015)『イラスト版子どものアンガーマネジメント : 怒りをコントロールする43のスキル』
合同出版です。


冒頭の事例はこの本からの引用です。
今までも子供が読めるアンガーマネジメントの本はありましたが、
いずれもアメリカのものの翻訳でした。
ですから事例がやや日本人の腑に落ちないところがありましたが、
この本は、まさに日本の子供にぴったりの事例が満載。
事例の後に解決法としてアンガーマネジメントのスキルが紹介されています。

この本を小学校の先生に紹介したところ、
「この本を小学校2年生の子と一緒に眺めていたら、
『この子は僕と同じだね。こういうときはこうすればいいんだね。』
と子供が気が付いてくれた。」
ということで、とても子供に響く本です。

次にこちらの本。
いとうひろし(2006)『だいじょうぶだいじょうぶ』講談社です。


ぼくが今よりもずっと赤ちゃんに近かったころ、ぼくとおじいちゃんは毎日のように散歩を楽しんでいました。
ぼくが少し大きくなって、困ったことや怖いことに出会うたび、おじいちゃんはぼくの手を握り、
おまじないのようにつぶやくのでした。「だいじょうぶだいじょうぶ。」

不安なときに「不安だ」と言えず怒ってしまうときもありますが
そんなときは魔法の呪文「だいじょうぶだいじょうぶ」をつぶやいてください。
この本は先日の餅つきで手をつかれたことはありますか、とも通じるところが
あって、私にとってはタイムリーな本でした。

最後にこちらの本。
くすのき しげのり ・石井 聖岳(2008)『おこだてませんように』小学館


毎日怒られているぼくの話です。
これは子供に読ませるというよりも大人向けの絵本です。
涙なしには読めませんのでぜひご一読を。

読み聞かせ用に大型本もあります。
この本を読み聞かせる大人は泣かないようによーく練習をして臨んでください。


今回は3冊ご紹介しましたが、今までご紹介した本は
こちらのオフィス悠々の本棚にまとめてあります。
ぜひご参考に。


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今までご紹介した絵本はこちらもごらんください。
▼たけのこじゃ仕方ない

4月からお子さんが入園、入学された方おめでとうございます。

4月からお子さんが小学校に入った方、電車で遠くに通学するようになった方、
学校の行き帰りが心配という方もいらっしゃるのではないかと思います。

私は先日、性教育者の藤見里紗先生の「子どもへの性の伝え方」
という講座に行ってきました。
今回はその中の性犯罪に遭わないためにというお話しをお伝えしたいと
思います。
これは性犯罪というよりは子どもの防犯一般にあてはまることだと思います。
アンガーマネジメントとは関係ないようですが、以前、受講生より
お子さんが行き先も言わずに遊びに行く、どこへ行ったのかわからない
ということでご質問を受けたことがあります。
怒っても解決しません。
この話は、何よりとても役に立ち、ぜひ知ってほしいと思いましたのでご紹介します。

・男の子の6人に1人、女の子の3人に1人が性犯罪に遭っている
 衝撃的な数字ですが、最初にこのような説明がありました。
他人事であると思ってはいけません。

・知らない人と話す時は手の届かない距離で
 歩いていると知らない人と話すこともあると思います。
このような時、無視して走り去る必要はありません。
でも知らない人と話す時は相手の手の届かない距離で話すように教えてください。

・何かあったら大声を出す
 大声を出せば犯罪者はひるむそうです。
まずは大声を出しましょう。

・知っている人でも嫌だと思ったら嫌だと言っても構わない
 加害者の8割が顔見知りであるということです。
ですから知っている人でも嫌だと思ったら嫌と言っても構わないということを教えましょう。

・嫌なことって何だろう
 では嫌なことって何でしょう。
子供は何かされても理解しないことがあります。
子供に「いいタッチとわるいタッチ」を教えておきましょう。


・怖い秘密は守らなくていい
 「これは誰にも言わないでね。言ったら君のお母さんがひどい目に遭うよ。」
子供がこんなことを言われたらどうなるでしょう。
子供はこの秘密を守ってしまいます。
お子さんに「怖い秘密は守らなくていい。」と教えましょう。
これはいじめの時も同じです。
「言うなよ、言ったらもっとひどい目に遭わせるからな。」
これも怖い秘密ですから大人に言いつけましょう。

お子様が安全に健やかに育ちますように。

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こちらの記事もお読みください。
ランドセルを置いてから遊びに行ってほしい

先日、ご紹介した有光興記『発達障害の子の「イライラ」コントロール術』
についてもう一つ。
題名は発達障害の、とありますが、発達障害でないお子さんにも
役に立つとてもいい本です。



この本でいいなあと思ったのは怒りの対処法の3ステップ(聞く、考える、対処する)
に入る前に「大人だって毎日イライラしている」というページがあることです。
子どものイライラに取り組む前にまずは大人のイライラを解消しましょう、
と提案しています。

お勧めの方法としてアルバムを眺める、という方法を紹介していました。
人間の記憶は、悪いことはいつまでに新鮮に感じますが、
良いことにはだんだん慣れてしまうという性質があります。
目の前の悪いことや辛いことだけではなく、
楽しいことも思い出してください。
目の前のことから少し目をそらして楽な気分になってください。

ゆったりした気分になってからお子さんのことを考えてください。

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アルバム作りの講座をやっている人と一緒に
アンガーマネジメントの講座ができたらいいなあ。

発達障害とアンガーマネジメント(1)(2)の続きです。

今日は、先日までの記事で参考にした本を紹介しましょう。

まずはこちら。高貝就『子どもの発達障害家族応援ブック』
です。


発達障害の子が抱える問題は怒りだけではありません。
発達障害全般について書いてある本です。

親がこうすればいい、というだけの本ではなく、
親が受けられる支援について説明があったり、
学校にどういうふうに伝えたら子供の生活がうまくいくかなど
幅広く、かつ実用的な内容で、発達障害の子を持つ親御さんには
一冊あると役に立つ本だと思います。

発達障害は子供だけのものではありません。
大人の発達障害の方には、
田中康雄、笹森理絵
『「大人の発達障害」をうまく生きる、うまく活かす』をご紹介します。


医師の田中さんと発達障害を持つ精神保健福祉士の笹森さんが
書いた本です。
医学的にしっかりした内容と、当事者から見た世界が書いてあります。
記事中のエピソードに
「結婚したばかりの頃、夫に『お風呂を見てきて』と言われたので
見に行った。
見るだけで何もしなかった。
お風呂からお湯があふれていたので夫に叱られた。」
というようなものがありました。
「見てきて。」だけではなく
「お風呂を見て、適当なところで水を止めて。」と言わなければならないと
いうことです。あるいは適当なところという言い方でもまだだめで
「七分目で水を止めて」とした方がいいかもしれません。
こんな具体的な事例と、その場合の本人や周りの人の対処法が説明されています。

最後は有光興記『発達障害の子の「イライラ」コントロール術』です。


この本では、怒りのコントロール方法を
聞く
考える
対処する
にわけて説明しています。
怒りのコントロールをしようと思ったら、まずは対処、と
思う人が多いが、対処から始めると付け焼刃になってしまう、
まずは子供の話しを聞くことから始めてください、ということでした。

題名は発達障害の、となっていますが、
発達障害ではないお子さんにもお勧めです。
こちらでも説明しましたが、発達障害のためのアンガーマネジメント
というものがあるわけではありません。
ここに書いてあることはどのお子さんにも役に立ちます。


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