イライラの消しゴム

ブログは引っ越しました。https://www.office-yuyu.com/

ブログを引っ越しましたこちらをご覧ください。

夫婦

町田市男女平等推進センターで講座を開催しました。

平日の午前中にも関わらず、男性も含めたくさんの方がお集まりいただきました。

今回のご依頼は
「センターへの相談は、夫婦間で生じる不満が多い。
不満や怒りを夫にきちんと伝えられないことが、離婚や別居のきっかけになっているのではないでしょうか。
夫婦間のトラブルを減らすためにも、イライラや怒りの感情をコントロールする術を身に付けてもらいたい。」
ということでした。

不満を伝えたいということなので、怒りのメカニズムについて説明した後は
「仲直りのキャッチボール」というゲームをしていただきました。

「仲直りのキャッチボール」は、意見を言いたい方が、事実と感情と提案を言う、
聞いている方は、事実と感情を受け取って、提案のうちできることを選択するというものです。

例えばこんなふうにやっていきます。
A:「昨日は終電を逃してタクシーで帰ってきたよね。」 (事実)
B:「昨日は終電を逃してタクシーで帰ってきました。」 (事実の繰り返し)
A:「私は寂しかった。」 (感情)
B:「あなたは寂しかったんだね。」 (感情の繰り返し)
A:「飲む回数は週に2回までにするか、遅くなるときは電話するか、終電までには帰ってきてほしい。」
   (3つの提案)
B:「飲む回数は週に2回までにする。」 (1つの選択)

このように事実→事実の繰り返し→感情→感情の繰り返し→3つの提案→1つの選択、
と進みます。
この方法のポイントは提案を3つする、ということです。
私たちは「言ったからには言うことを聞いてほしい。」と思いますが、
相手は自分の提案を聞いてくれるとは限りません。
そこで提案する方は代替案も考えるのです。

代替案を考えるのに3つというのがポイントで
2つだと、「飲む回数は週に2回までにして欲しい、そうでなければ離婚する。」
とか1と0のような提案になってしまいがちです。

3つにすることによってこのような1か0の提案はなくなり、
現実的な提案となります。

「仲直りのキャッチボール」をしていただいたところ、
「自分の提案を整理できた」という声をいただきました。
中には相手が3つの提案をすべて受け入れてくれたことも。

一通りの講座が終了した後、質問を受けましたが、
この質問の内容もとても濃いものでした。
講座後のご感想の中には
「質問が一番勉強になった。」という声も。

話しを聞いて、自分のものとして考えて、その場で質問する、
というのは講座ならではの醍醐味です。

町田市の皆さまありがとうございました。


■講座のご案内
【親子で自由研究】アンガーマネジメント体験クラス入門・応用講座お申し込み受付中です。
お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。

jiyukenkyu


■出張講座
皆さんの街に出張します。
お気軽にお問い合わせください。



↑人気ブログランキングに参加しています。役に立った、面白かったら押してください。


↑イライラの消しゴムをLINE読者登録する

□■□■□■□■□□■□■□■□■
「仲直りのキャッチボール」忘れてはいけないのは相手が提案を受け入れた後のことです。
「週2回になったのはいいけど相変わらず終電は逃しているよね。」とか相手が受け入れた
以上のことは言わないようにしてください。

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

こんなご質問をいただきました。

夫が愚痴を言います。
「どう思う。」というから自分の考えを言いますが、
「そうじゃない。」と言って怒っています。
どうしたらいいでしょう。


「意見を言え。」と言うから言ったのに「そうじゃない。」と怒られる、
というご質問です。
この場合、ご主人は問題解決は求めていません。
ただ、聞いて欲しいのです。

しかし、世の中には人の話しを聞いて「うんうん、そうだよねー。」と言える人もいますが、
「それは違うよね。」と批判的に意見を言いたくなる人もいます。
「それは違うよね。」と言ってしまう人は、
自分はそうは思わないのに、「そうだよね。」と言って聞いているのは無責任で不誠実な態度である、
と思うわけです。

そこで、今回は「傾聴」という方法について説明しましょう。
傾聴とは「耳を傾けて相手の話をじっくり聴く」とういうことですが、
わざわざ言葉がついていて技術になっているわけですから、
それなりの方法があります。

まずは、相手の言ったことをオウム返しにしてください。
「今日、会社で部下が、締め切りを破って謝らなかったんだよ。」
「今日、会社で部下が、締め切りを破って謝らなかったんだね。」
「注意したら『これは明日でも間に合います。』と言うんだよ。」
「注意したら『これは明日でも間に合います。』と言ったんだね。」

日常生活では、オウム返しというのは使いませんが、
実は、オウム返しされると相手は聞いてもらったと思って満足します。
「うんうん、そうだよねー。」と聞いているだけでは
聴いてもらった気にならないのです。
そして聴いている方にもこの方法は負担になりません。
オウム返しというのは相手はこう見た、こう思ったということを私は聞きました、
と表現しているだけです。
決して相手の意見に賛同しているわけではありません。

オウム返しも繰り返してばかりいると鼻につきますので、
少し応用編に行ってみましょう。
「そう思ったら勝手に締め切り破らないで、事前に『これは明日
でも間に合うので明日に伸ばしていいでしょうか。』と聞くのが
当たり前でしょう。自分の勝手な判断で締め切り破って腹が立つ。
だいたい、謝るのが先、言い訳は後なの。
っていうかそもそも謝ってないし。」
「勝手に締め切り破らないで事前に聞いて欲しかったんだね。」

相手の言葉をまとめて繰り返してあげましょう。
こうするとあなたのまとめが良かった場合は、
気分良く話しを続けますし、
相手の言った重要な言葉が抜けてしまった、とか
相手の意に添わないまとめ方だと
「それからそもそも謝ってないしね。」と相手が、
ここがこの話しの重要なところなの、というところを追加してくれます。

さて、これで相手は一通り満足すると思いますが、
「君はどう思う。」と聞かれたらどうしましょう。
この場合は、自分の意見を言うと「そうじゃない。」と言われるから
やっかいです。
この場合は、相手に質問を返しましょう。
「あなたはどうしたいの。」
そうすると
「言われた時は、急いでいたので、注意もしなかったけど、
やっぱり注意したい。」とか
「あんな奴どうでもいいから注意はしない。」とか
自分で答えが出ます。
そうしたらまた、
「注意しなかったけれど注意しなかったんだね。」とか
「どうでもいいんで、注意はしないんだね。」と
オウム返ししてあげましょう。

「どう思う。」と聞かれたら
「注意したいなら注意してみるといいと思うよ。」
「どうでもいいなら注意しないといいと思うよ。」
と言ってあげましょう。
それでおしまいです。

ところで、あなたが「優先順位の高いものから順に仕事をしていく
部下の方が正しいのではないか。」とか
「どうでもいいなら家で言うな。」と思っていたとしたらどうでしょう。
その場合も
「注意したいなら注意してみるといいと思うよ。」
「どうでもいいなら注意しないといいと思うよ。」
と言ってあげましょう。
これは不誠実ではありません。
人間は自分でやってみないとわからないものなのです。
(愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶという言葉もありますが、
この際それは置いておきましょう。)

まず、自分の思う通りにやってみて、それで
「やっぱりこれでよかった」とか
「この方法ではいけない」とか
結論が出るのです。

格好良く言うと教えるのではなく、相手の中の答えを導き出すのです。
傾聴やってみてください。


■講座のご案内■
入門講座お申込みはこちら
保育付講座お申込みはこちら
応用講座お申込みはこちら

■出張講座■
皆さんの街に出張します。
お気軽にお問い合わせください。



↑人気ブログランキングに参加しています。役に立った、面白かったら押してください。

□■□■□■□■□□■□■□■□■□
傾聴がうまい人は、それはそれで困ったことが起きるようです。
こちらの記事もどうぞ。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

先日の講座参加者からご感想をいただきました。ご本人のご承諾を得ましたので、ご紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・・
怒りの記録を1回目行ったところ、書いたことで冷静に振り返ることができました。
またくだらないことで怒ってしまったなあと。
これでまず、ちょっとイラッとした時に、冷静に見つめるもう一人の自分ができたように思います。
また、アンガーマネージメントの手法では6秒間が怒りをコントロールする時間となりすよね。
それとともに、私は心の中で、「なんでも100回」と唱えるようにしています。
息子は今、月に2回程度、療育に通っているのですが、そこでいただいた資料に、適切な行動を身につけさせるためには、「淡々と100回同じことを繰り返して言う」ということがありました。
自分を分析してみると、私は、3回同じことを言った時点でちょっとイラッとしてしまう傾向にありました。
6秒と「なんでも100回」のおまじないの言葉を使うことで怒りをコントロールすることができつつあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・

「べき」を書き出してもらうと「一度言ったらわかるべき」という方が結構いらっしゃいます。
子育て中のお母さんに多い印象です。

私も「一度言ったらわかるべき」と思っているのですが、自分のことを考えてみると「一度言ったらわかるべき」は非現実的な「べき」であることがわかります。

私がどうしても覚えられないのが保育園の支度です。
「あれとこれが必要で、保育園に行ったらタオルはここにかけて、コップはここに置いて・・・。」というのが覚えられなくて、新年度は1か月くらい園からのお手紙を見ながら格闘しています。
大人だと、「人に聞かなくてもいいように書いたものを見る」という対応ができますが、子どもはなかなかそういう対応もできませんね。
まさに「なんでも100回」です。
1日1回言ったとして、4か月近くでできるようになるということでしょうか。
それが「普通」だとしたら「一度言ったらわかるべき」というのは本当に非現実的な「べき」です。

私はこれよりもさらにひどく「一を聞いたら十を知るべき」という「べき」も持っているのですが、これについては次回書くことにしましょう。

■講座のご案内■
バレンタインにカップル講座はいかがですか。
カップル講座のご案内
カップル
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

「講座に出たいけれど予定がなかなか合わない」という声をいただくことがあります。
2人以上集めてくだされば出張講座を開きますので、どうぞお声掛けください。
5人以上集めてくだされば、託児もできるよう手配していきたいと思いますので、ご相談ください。

「子供の一時保育の日に講座を受けたい」
「サークルで出張講座を開いて欲しい」
「研修会に来てほしい」

お問い合わせはofficeyuyu3☆gmail.com(☆を@に変えてください)、またはこちらのお問い合わせフォームからお願いします。

■講座のご案内■
入門講座、申し込み受付中です。
アンガーマネジメント入門講座のご案内
バレンタインにカップル講座はいかがですか。
カップル講座のご案内
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

↑このページのトップヘ