イライラの消しゴム

オフィス悠々代表高田しのぶのブログです。
「ゆったりと健やかに」をイライラの消しゴム®で実現します。

ブログを引っ越しましたこちらをご覧ください。

教員・対人援助職

埼玉県大里深谷養護教員研修会でアンガーマネジメント講座を開催しました。
子どもの怒りに対応する方法が知りたい、というご要望でした。

駅まで車で迎えに来ていただきましたが、
「担当者が『今回はすごいですよ』と言っていたので期待しています。」
と車中で言われアンガーマネジメントへの期待の大きさを感じました。

担当者が熱心な方で、事前に参加者から質問を取っていただき、
それに沿った形で事例を解決していく、という形の講座となりました。
こちらで作ったきれいにまとまった事例、ではなく、
「誰それ君がああ言ってこう言って・・・。」
という実際の事例なので、いろいろな問題があるけどどこから手をつけて
いけばいいんだろう、この子は確かに大変そうだ、という実感を持って
研修に取り組んでいただけました。
(今後、研修を企画する方はこの方法はお勧めです。
可能であれば是非検討してみて下さい。)

また、質問を読ませていただいて、
小中学校の先生方の熱心さに頭が下がる思いでした。

掲載の許可をいただいたご感想のうち一部を紹介しましょう。

以前の学校で何で怒っているのかを聞いていると
振り返って話しを聞いているうちにまた怒り出す子がいて
正直どこでスイッチが入って怒り出すのか怖かったのですが、
思い返してみると聞きながら「急に怒ると怖いからなるべく怒らないで
話してね。」と言っていたのを思い出しました。
改めて先生に質問させていただいて
あの時の対応の仕方は間違っていなかったのだな、と
ホッとしました。


他人に怒りを向けられた時の対応です。
私がアンガーマネジメントを学ぶきっかけの一つが、
学生に怒りをぶつけられて疲れてしまったという経験だったので、
今回お役に立ててとてもうれしいです。
こちらの記事も参考にしてください。
▼他人に怒りを向けられたら

怒っている中での「一次感情を見つけること」「自分の中で悪いところ」
を見つけるのは、とても難しかったです。
怒っている子供に「自分の悪かったところはどこ?」と聞いても、
答えられないことは当たり前だなと感じました。

自分の怒りを題材にし、相手の怒りをたくさん出してもらって、
その後自分の悪いところも少しだけあげてみる、
ということをやってみました。
傍から見れば、怒っている本人の悪いところはよくわかりますが、
「あんたのここが悪いよ。」と言っても火に油を注ぐだけ。
相手の悪いところをたくさん出していけば、自分の悪いところも
ほんのちょっとは見つかります。

本日はありがとうございました。
先生のお話しがどうしてもおききしたかったのでとても充実した
時間をいただきました。
ありがとうございました。
目の前が暗かったのですが、いろいろな方法があることを知りました。
「表情カード」活用させていただきます。
「伝えたいこと」が「伝えられない」子供たちの現状が見えた気がします。
学校に帰って担任にも伝えます。
ありがとうございました。
目の前が開けてきました。


怒りの底にどんな感情があるか探そう、
子どもに「どう思った。」と聞いても
「ムカつく」「うざい」しか出てこないので表情カードを使ってみよう
という話しをしたところ、
「ああー」という声が漏れました。
さすが養護教員の皆さん、表情カードはほとんどの方がご存じだったようです。
アンガーマネジメントでもぜひ活用してください。
こちらの記事もご参考にしてください。
▼表情カードで感情を探れ
▼ムカつく

大里深谷の皆さま、ありがとうございました。

■講座のご案内■
入門講座お申込みはこちら
保育付講座お申込みはこちら
応用講座お申込みはこちら

■出張講座■
皆さんの街に出張します。
お気軽にお問い合わせください。



↑人気ブログランキングに参加しています。役に立った、面白かったら押してください。

□■□■□■□■□□■□■□■□■
おみやげにいただいたふっかちゃんクッキーと葱みそせん。
ふっかちゃんはゆるキャラグランプリで2位、
葱みそせんは全国菓子大博覧会名誉総裁賞受賞だそうです。
R0015946

足立区足立保健所東和保健総合センターからのご依頼で講座をしました。
思春期の子供と接する教員、保護者が対象で、
「思春期のイライラとどう付き合う」がテーマでした。

思春期の怒りの特徴について教えてください、ということでしたので
ここ10年の脳科学でわかった10代の脳の特徴と、
子供達と一緒にできるアンガーマネジメントのワークをお伝えしました。

ご感想を紹介します。

思春期の脳が未熟、というお話がスーッと入りました。
繰り返し、話していくことが大切だということがわかり、参考になりました。
自分自身が、心穏やかに過ごして、子どもの怒りに飲み込まれないようにしていきたいと思います。
ありがとうございました。


高校生くらいの子供、体は大人ですが、脳は未熟です。
脳は30歳で完成すると言われています。
この話しは次回以降、改めてしましょう。

対象が思春期とありましたが、50代の自分自身もほぼ同じパターンであること。
他の知り合いも10代とかけ離れた人も同様と感じた。
「少しでも自分も含め周囲の人も気づき改善につながれば」と思います。


自分の行動パターンもまるで10代のようだ、
というご感想もいただきました。
そんなことはないと思いますが・・・。
10代の行動パターンはまた改めて記事を書きます。

今日の研修は、私の関わるご家庭にぴったりのものでした。
ぜひ参加していただきたかったのですが、残念です。
“怒り”は、誰しもが持つ感情で、私自身も日常的によく感じるものです。
そのちょっとした怒りを「怒りの日記」を思い浮かべて、
“気持ちを伝える”ことから始めようと思います。
また、仕事で関わるご家庭にも伝えていきたいです。


本日の話は自分を見つめ直すいい機会になりました。
子どものイライラと同時に自分もイライラを共有してしまっていると感じました。
客観的に一呼吸おいて相手(自分)を見ることができたら、もう少し落ち着いた生活ができますね。


人から怒りをぶつけられるのは嫌なものです。
怒りをぶつけられた場合の対処法をご覧ください。

今日はありがとうございました。教員経験は積み重ねてきましたが、
最近の子どもたちにはいろいろと伝わらないことも多く、
何かもっと良い指導方法はないかと悩むこともたびたびです。
自分が変わることで、何か良い影響が出てくるように実践してみたいと思います。


自分自身を振り返ってのグループワークは、
自分の事だけでなく他の方の話を聞いて自身を振り返ることができ、
より講演内容が良くわかりました。
今日は参加してよかったです。
高田先生をはじめ、企画してくださった職員の方々どうもありがとうございました。


貴重なお話を聞くことができ、大変有意義でした。
自分が思っている「~すべき」と他が思っている「~すべき」の考えをすりあわせ、
守る優先順位をつけるところが、大変参考になりました。
自分の考えでは思いつかないことでも、他が入ると考えが拡がる、
実際にランキングをつけることで目に見えて、守るべきものが分かる。
大変明瞭で分かりやすかったです。


人の話しを聞くと勉強になりますし、
人と自分の違いに気づいて、自分の考えの特徴に気づきますね。

今日の講座は、教室でも利用できそう、という声もありました。

具体的な対処療法を知ることができました。
「べき」をすり合わせる→この方法は、学校運営をしていく上で、とても有効だと思いました。
この方法で、学級目標などを決めると、生徒も実践しやすいと思いました。


アンガー、怒りに対してどうしてこんなにも自分はコントロールできないでいるのか。
怒りの後に来る自分自身への嫌悪感、子どもに対するとめどない怒り、さげすみ、
これを何とかしなければこの後の人生が暗雲を呼ぶでしょう。
今日は納得できました。ありがとうございました。


足立区の皆さん、ありがとうございました。

■講座のご案内■
入門講座お申込みはこちら
保育付講座お申込みはこちら
応用講座お申込みはこちら

■出張講座■
皆さんの街に出張します。
お気軽にお問い合わせください。



↑人気ブログランキングに参加しています。役に立った、面白かったら押してください。

□■□■□■□■□□■□■□■□■□
来月も教員の研修、会社員の研修と出張が続きます。
皆さんの職場でもぜひどうぞ。

「漏れるー」シリーズの最後です。
「漏れるー」
「漏れる―:その2」
ユガミンを探せ

授業中のトイレを注意する場合、
「休み時間にトイレに行ったのに、どうしても我慢できない場合もある。
その場合は仕方がないので黙って静かに行ってきなさい。
行くときは、申し訳なさそうな顔をして、帰ってくるときも小さくなって入ってきなさい。」
と言えばいいものを、ついつい
「あなたのためを思って言っているの」
「それでは大学に入れない」
「将来うまくやっていけないのではないか」
などと言いたくなります。

「あなたのためを思って」よく聞く言葉ですがどうでしょう。
どうでもよければ注意はしない、は真実ですが、
あなたのためを思って注意をしているかというと怪しいものです。

だって、イライラしているときに思っているときは
「小馬鹿にされた」とか
「このクラスは小学生のようなクラスだ。」とかですから。

心理学者の河合隼雄先生がこんなことを言っていました。
「注意して良くなるんだったら、僕は自分に説教したい。
まあ、説教するのは自分が気持ちいいからしてるんだね。」

手元に本がないのですが、私の記憶によればこちらの本です。


怒っている時や説教しているときというのは、実はアドレナリンが出ているのです。
だから一時は気分が良くなるのです。
「あなたのため」と言いたくなったら「説教は気分がいい」と思い出しましょう。

■講座のご案内■
保育付講座お申込みはこちら
入門講座お申込みはこちら

■出張講座■
皆さんの街に出張します。
お気軽にお問い合わせください。



↑人気ブログランキングに参加しています。役に立った、面白かったら押してください。

怒りが生じるのは自分の「べき」と現実が合わないときである、
ということはこのブログでも何度も書いてきました。
自分が考えていることと現実が合わないことは認知の歪みとよんでいます。
「べき」以外でも認知の歪みはいろいろあります。

先日の「漏れるー」を例にとって考えてみましょう。
この教員の方は生徒が次から次へとトイレに行ったので「小馬鹿にされた」
と思って腹を立てています。
「小馬鹿にされた」というのはこの方の大した根拠もない思いつきです。
生徒は「トイレに行って教員を小馬鹿にしてやろう。」
と思ったわけでなく
「トイレって言えば、授業サボれるんだ。ひゃっほー。」
と思ったのかもしれません。
このような認知の歪みを「根拠のない決めつけ」といいます。
確かな理由もないのに悲観的な思いつきを信じてしまうことです。

「他のクラスでもこんなことが起きるに違いない。」
と思うのは「極端な一般化」という認知の歪みです。
これは小さな出来事をもとにして、
すべての出来事が同じような結果になると一般化し過ぎてしまう認知の歪みです。
このクラスはちょっとだけ困ったクラスなのかもしれません。

「私に力がないんだ。ベテランの先生だったらこんなことは起こらない。」
と思うのは「自己関連付け」という認知の歪みです。
よくない出来事が起こると、自分に関係なくても、自分のせいだと考えることです。
ベテランの先生でも学級崩壊というのは起こります。

「クラスの半分もトイレに行った。」
と思うのは「心のフィルター」という認知の歪みです。
物事の悪いところばかりが目につき、よい点やうまくいったことを見ないことです。
クラスの半分はトイレに行きましたが、
クラスの半分は授業中にトイレに行ってはいません。

「このクラスは小学生のようなクラスだ。」
と思うのは「マイナス化思考」という認知の歪みです。
物事や人を「~である」と悪い方に決めつけてラベルを貼ることです。
授業中にトイレに行くのは小学生とは限りません。
大学の教員もこんなことで困っているようです。

「授業中にトイレにいくべきではない。」
というのはおなじみの「べき思考」という認知の歪みです。
自分や他人に対して「~すべき」「~でなければならない」とルールにしばって考えることです。
「この生徒は勉強が嫌いだから息抜きが必要なんだな。」
と思えばそれほど腹は立ちません。

「今日の授業は失敗した。」
というのは「白黒思考」という認知の歪みです。
物事を「白か黒か」で割り切り、完全でなければダメだと思うことです。
生徒がトイレに行ったということ以外はよくできた授業だったかもしれません。

この方は、次の時間にこの件について生徒に注意したところ
次の時間にはトイレに行く生徒はいなくなったそうです。
注意が次の時間になってしまったというのは、全員そろってから
注意しようと思っていたところ次から次へとトイレに行くので
注意しそこなってしまったとのことです。
注意して生徒の態度は改善されたのですが、B君に「A君が帰ってから行きなさい」
と言ったのにきいてもらえなかったことに腹を立てており、
また、その時間に注意しそこなったことにも腹を立てているようです。
これは「過大評価・過小評価」という認知の歪みです。
これは、自分の短所や失敗を実際より大げさに考えて、
反対に自分の長所や成功を実際より小さくとらえることです。
「言えばわかる。」ということに着目することにしましょう。

「根拠のない決めつけ」
「極端な一般化」
「自己関連付け」
「心のフィルター」
「マイナス化思考」
「べき思考」
「白黒思考」
「過大評価・過小評価」
という8つの認知の歪みをご紹介しました。
ムカッときたらどの認知の歪みを持っているか探してみましょう。

■講座のご案内■
アンガーマネジメントの月にアンガーマネジメント講座を受けてみましょう。
保育付講座お申込みはこちら
入門講座お申込みはこちら

■出張講座■
皆さんの街に出張します。
お気軽にお問い合わせください。



↑人気ブログランキングに参加しています。役に立った、面白かったら押してください。

高校の教員の方からこんな質問をいただきました。

・・・・
高校1年生の4月のことです。
A君が
「トイレに行っていいですか。」
と言ったので
「いちいち言わなくてもいいので、黙って行ってきなさい。」
と答えました。
A君がトイレに行くとB君も立ち上がって出ていこうとしました。
「あなたはどうしたの。」
ときくと
「トイレ。」
と答えます。
「A君が帰ってきてからにしなさい。」
と言うと
「漏れるー。」
と叫んで出ていきました。
それからというものトイレに行く生徒の多いこと多いこと。
結局半分の生徒がトイレに行きました。
注意したのに小馬鹿にされた、と思って怒りが収まりません。
・・・・

「トイレに黙って行きなさい。」
というのは
「休み時間にトイレに行ったのに、どうしても我慢できない場合もある。
その場合は仕方がないので黙って静かに行ってきなさい。
行くときは、申し訳なさそうな顔をして、帰ってくるときも小さくなって入ってきなさい。」
という意味であったのに
B君は
「トイレには授業中でも黙って静かに行きさえすれば、何の問題もない。」
と受け取ってしまったようです。

先日、ソースのないスパゲッティでも書いたように、常識が違う場合、面倒ですが、
事細かに説明する必要があります。

私の敬愛する福山市立大学の藤森かよこ先生はこんな注意の仕方をしているようです。

02/05/05:暴言といわれて
藤森かよこの日本アイン・ランド研究会 アキラのランド節)
(このページには直接リンクが貼れないようです。
藤森かよこの日本アイン・ランド研究会>アキラのランド節>02/05/05:暴言といわれての順に
辿って行ってください。)

ここではトイレの話ではありませんが、遅刻をした学生に対する注意です。
長くなりますが、引用してみましょう。

「なんで遅刻して入ってくるときに、ドタバタ入ってくるの?遅刻者は邪魔なの。すみません~~申し訳ないです~~って顔して静かに入ってこれないの?それぐらいの小芝居ができないで、どうするの?それがまともな日本人のマナーだし礼儀なの。マナーってそういうもんなの。心の中で、あなたたちが何を考えていようが、どーでもいいの。なんで、終わる5分前に威張って教室に入ってこれるの?どうして、そういう厚かましい図々しいことができるの?そんな程度の人間じゃあ、就職の面接でもはねられるよ。馬鹿の再教育なんか企業はしている暇はないんだからね。常識のある、すぐに戦力になる人間しか欲しくないんだからね。あなたさあ、今まで、叱られたことがなかったの?よほど、あなたは親御さんや教師たちから、愛されてこなかったんだね。あなたを叱って注意するだけの親切も愛情も、誰も持ちあわせていなかったんだね。私は叱るからね。ここの教師として、普通のマナーも知らないままに学生を卒業させるわけにはいかないからね。ほんとに、みんなかわいそうだよね。かわいそう過ぎて涙も出ないよ。まともに教育されてこなかったんだよね。今更、自分を教育してくれなかった親や教師を恨んだってしかたない。親や教師も駄目になった日本で生まれて育ってんだから、期待してもしかたないんだからさ。自分で自分を教育しなさいよ!」

天晴れ、というべき注意の仕方です。
私は藤森先生の罵倒芸が大好きです。
しかし、第三者として楽しんでいる分にはいいですが、自分がこの注意をするとなると疲れすぎます。

罵倒せず、面倒くさがらず、注意をしてみましょう。

■講座のご案内■
6月講座お申し込み受付中です。
保育付講座お申込みはこちら
入門講座お申込みはこちら

■出張講座■
皆さんの街に出張します。
お気軽にお問い合わせください。



↑人気ブログランキングに参加しています。役に立った、面白かったら押してください。






↑このページのトップヘ