イライラの消しゴム

オフィス悠々代表高田しのぶのブログです。
「ゆったりと健やかに」をイライラの消しゴム®で実現します。

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子育て

先日の講座で
「『母は笑顔であるべき』という『べき』を持っているのですが
笑顔でいられなくてイライラします。」
という方がいました。

「『子ども相手に愛想振りまく必要はない』と書き換えてみたら
いかがですか。」
と答えたら大笑いされました。

いいですか、奥さん。
「子供は母親の笑顔が好き。」というのはよく聞きますが、こういう意味なんですよ。

「パンを焼いてあげようと思っていたら、パンをこねて
ちょうど手がべとべとのところで子供が泣きだして、
思わず怒ってしまったら子供が泣きだして。
おかげで今日はおやつの時間が遅くなって。
・・・・・その上、家の中はぐちゃぐちゃで・・・。」
という人に対し、
「おやつが手作りでなくたって、家の中がぐちゃぐちゃだって、
そんなことよりも子供はお母さんが笑顔でいてくれた方がうれしいのよ。」
とこういう文脈の言葉なんです。
決して「母親は笑顔であるべき」なんていう意味ではありません。

子供は、食べてさせて、着させて、寝かせれば充分です。
その上笑顔なんて要りません。

子育ては仏頂面で!
三回くらい唱和してみましょう。

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友達のSNSを見て「あの人はキラキラ子育てをしている」
とかも思わないでくださいね。
よそ行きですから、よそ行き。

国分寺恋ヶ窪公民館で
「アンガーマネジメント講座~イライラの消しゴムを手に入れよう~」
を開催しました。

DSC_0017

ご感想を交えながら紹介しましょう。

この講座は小学生以下のお子さんを持つ方を対象とした2回連続の講座。
1回目は自身の怒りのマネジメントについて、2回目はお子さんの怒りのマネジメント
についてお話をしました。
2回目はケーブルテレビのJ:COMの撮影も入り、国分寺市を中心とする
ケーブルテレビでも紹介していただきました。

2回目の講座の最初に
「前回学んでみてどうでしたか」
と問いかけをしましたが、
「やっぱり怒ってしまったが後からアンガーマネジメントを思い出した」
という声があがりました。

一度で身に付きませんが、2回の講座であったので、
1週間、アンガーマネジメントについて考えたり反省したりする時間
も取れたのではないかと思います。
参加者同士も仲良くなれたようです。

託児付の講座で何と7人も保育者が来ていただきましたが、
それでもまだ託児が足りず、残念ながらご参加いただけなかった方も多数でした。
DSC_0020


ご感想を紹介していきましょう。
イライラストレスから就寝時によく歯をくいしばり、
奥歯が欠けたことが何度かありました。
元々思考がゆがんでいて、悪く考えたりイライラしがちでしたが、
ムカッときた時に怒りの温度をつける事で冷静に考えられるようになったと思います。


自分が生活・育児の中で「こうでないとダメ!」という「べき」思い込みが強いことが判った。
自宅でもそれを振り返るきっかけの作り方を学べたので、
少しずつ上手いコントロールを身につけていきたいと思う。

自身の悩みに必要な勉強ができたと思います。学んでみて実践は中々難しいと感じましたが、
試し、改善していく手ごたえも感じました。ありがとうございました。がんばってみます。


母親は笑顔でなければならないと言う考えは嫌いだったのですが、
怒る回数が減れば笑顔になれるかなと思えるようになりました。


「母親は笑顔であるべき」というとても印象的な「べき」が出てきました。
これについては次回以降書いていきたいと思います。

大学の授業のようでとても参考になりました。ありがとうございました。


国分寺の皆さん、ありがとうございました。

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ボールであそんでいたのに、ちょっと遠くへころがったときにゆうくんがよこどりした。
「あそんでたのに!」というと、「みんなのものでしょ」って。
そんなのおかしい!
わたしが使っていたのに。
イライラして、きもちがおさまらない。
あぁもう、やだな。


窓ガラスが割れている。
今回はボクじゃないのに、先生から「またお前か!」と怒られた。
「ボクじゃない」と言っているのに、なかなか信じてくれないから、
カッとなって、床にモノを投げてしまった。
後からヨシ君が「ボクでしう」と言ってくれたから
うたがいははれたけど、くやしくてアタマにきた!


こんなことでお子さんが怒っていたらあなたはお子さんにどう答えますか。

今回は、お子さんと読めるアンガーマネジメントの本をいくつかご紹介しましょう。

まずはこちらの本。
篠 真希・ 長縄 史子(2015)『イラスト版子どものアンガーマネジメント : 怒りをコントロールする43のスキル』
合同出版です。


冒頭の事例はこの本からの引用です。
今までも子供が読めるアンガーマネジメントの本はありましたが、
いずれもアメリカのものの翻訳でした。
ですから事例がやや日本人の腑に落ちないところがありましたが、
この本は、まさに日本の子供にぴったりの事例が満載。
事例の後に解決法としてアンガーマネジメントのスキルが紹介されています。

この本を小学校の先生に紹介したところ、
「この本を小学校2年生の子と一緒に眺めていたら、
『この子は僕と同じだね。こういうときはこうすればいいんだね。』
と子供が気が付いてくれた。」
ということで、とても子供に響く本です。

次にこちらの本。
いとうひろし(2006)『だいじょうぶだいじょうぶ』講談社です。


ぼくが今よりもずっと赤ちゃんに近かったころ、ぼくとおじいちゃんは毎日のように散歩を楽しんでいました。
ぼくが少し大きくなって、困ったことや怖いことに出会うたび、おじいちゃんはぼくの手を握り、
おまじないのようにつぶやくのでした。「だいじょうぶだいじょうぶ。」

不安なときに「不安だ」と言えず怒ってしまうときもありますが
そんなときは魔法の呪文「だいじょうぶだいじょうぶ」をつぶやいてください。
この本は先日の餅つきで手をつかれたことはありますか、とも通じるところが
あって、私にとってはタイムリーな本でした。

最後にこちらの本。
くすのき しげのり ・石井 聖岳(2008)『おこだてませんように』小学館


毎日怒られているぼくの話です。
これは子供に読ませるというよりも大人向けの絵本です。
涙なしには読めませんのでぜひご一読を。

読み聞かせ用に大型本もあります。
この本を読み聞かせる大人は泣かないようによーく練習をして臨んでください。


今回は3冊ご紹介しましたが、今までご紹介した本は
こちらのオフィス悠々の本棚にまとめてあります。
ぜひご参考に。


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今までご紹介した絵本はこちらもごらんください。
▼たけのこじゃ仕方ない

怒りの日記をつけていたら、自分の傾向が見えてきました。
「液体をこぼすこと(床などが汚れること)」に関わることには
特に強度と攻撃性があるように思います。
そこで、傾向が見えてきたときの「そこからどうする」がなかなか実践できません。
具体的には、こぼしそうな液体は子どもから遠ざける、くらいしかできず。
こちらの心構えの面で、何かできることがあったら教えてほしいです!


さて、こちらはストレスメモを使ってみましょう。

stressmemo


お子さんが液体をこぼすことは、
変えられますか、変えれらませんか。
重要ですか、重要ではありませんか。

ここでは、「こぼしそうな液体は子どもから遠ざける、くらいしかできず」とありますので
お子さんに注意しても「変えられない」、
そして「特に強度と攻撃性がある」ということですから「重要」に
分類できると思います。

さて、変えられなくて重要なことは、現実的に対処しましょう。
stressmemo2


現実的な対処というのはご質問者が既に答えを出していますが
「こぼしそうな液体は子どもから遠ざける」ということです。
あるいは
「子どもには普通のコップではなくマグマグを使わせる」
とか
「子どもの近くに書類をおかない」
とかそんなことです。

既に質問者が答えを出しているので、なんだそんなことか、
と思うかもしれませんが、
要は、子どもにこぼさないで欲しいという不可能なことを期待しているから
イライラしているというわけです。

「赤ちゃんだからしょうがない」と思って、不可能な期待はせず、
大人が大人の対応をしましょう。

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マグマグは商品名ですが、一般名称がわかりません。
マグマグとはこんなものです。

2歳の子がぐずります。
2歳の子にアンガーマネジメントを教えるのは可能ですか。


魔の2歳児を持つお母さんからの質問です。
2歳児に「6秒待て」とか「べき」を探せ、とか言っても無理ですので
その意味ではアンガーマネジメントは教えられません。

そうは言っても親の感情表現は真似しますから
親がアンガーマネジメントを学ぶことは有効です。

さて、ぐずっているお子さんのことはくすぐってみましょう。

そりゃ、くすぐれば笑うだろうよ、
でもそんなことでいいの、と思うあなたのために説明しましょう。

ぐずっているという状態は自律神経のバランスが悪くなった時に起こります。
自律神経には交感神経と副交感神経があります。
緊張したり頑張ったりしているときは交感神経が、
ゆったりするときは副交感神経が働いていますが、
ぐずっているときは交感神経の方が強くなっているのです。
そこでくすぐって、副交感神経を優位にさせ、ぐずりを解消させるのです。

いっぽんばーし、こーちょこちょ。

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ほんまかいな、とおもっている方、
本日の参考文献はこちらです。

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