イライラの消しゴム

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2014年10月

先日の記事では怒りの記録をつけてみようと書きました。

怒りの記録を見直してみて、何かわかりましたか。
「回数は多いが大したことでは怒っていない。」
「昔のことを思い出して怒っている。」
「あまり怒らないが時々爆発する。」
「怒りのきっかけになる言葉がある。」
等々

いつも違うことで怒っているでしょうか。それともいつも似たり寄ったり
のことで怒っているでしょうか。似たり寄ったりのことで怒っている場合、
あなたのものの見方によって怒っている可能性があります。ここでは
あなたのものの見方を変えていく方法についてお話しましょう。三段階
法といいます。

次の三つのことを書いてください。
(1)出来事:怒るきっかけになった出来事。
(2)「べき」:怒りの原因となった価値観。
(3)「べき」の書き換え:他の考えはないか書き換えてみる。

たとえば次のようにです。
(1)出来事:
  部下が仕事の期日を守らなかったのに「まだ間に合いますから。」などと
  言って謝らなかった。
(2)べき:
  約束を破ったら謝るべき。
(3)「べき」の書き換え:
  ・あせっていて、謝るより問題を解決する方が先になってしまったのかも
  しれない。
  ・「上司との約束の日」については重きを置いていなくて「最終的な締切」
  に間に合えばいいと思っていたのかもしれない。

「べき」は信じられても信じられなくてもいいです。「あまり怒らないあの人だった
らどう考えるかな。」と思いながらなるべく多く書き出していってください。これを
行えば、10段階で7の怒りが0になるということはありません。しかし、7だったのが
5や6になれば良いと思って続けてみてください。体質改善の方法ですのでできる
ようになるには時間がかかります。しかし、やっていくうちにだんだんできるように
なっていきます。

三段階法は、怒りの記録をつけた後にやっていただくと効果的です。
しかし、中には怒りの記録をつける時間が取れないという方もいらっしゃると
思います。そういう方は三段階法を単独で行っていただいても結構です。

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向け(もちろん子育て中の方もご参加ください。)、アンガーマネジメント体
験クラスは子育て中の方対象です。
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10月25日講座開講しました。参加者が少なく、この回に参加した方
にとってはお得な回となりました。

講座では、怒りの大きさはそれほど大きくない、怒ってもすぐに切り替える
ことができる、しかし、頻度が高い場合にどうするか、ということが話題に
なりました。

怒りの頻度が高い場合は「怒りの記録」をつけてください。毎晩でもいいですし、
3~4日まとめて書いてもかまいません。これは、体質改善の方法であり、アンガー
マネジメントの基礎となるものです。

書くことは、次のとおりです。
(1)日付
(2)場所
(3)出来事
(4)思ったこと、して欲しかったこと
(5)言動
(6)結果
(7)怒りの強さ(10段階)

例えば、次のように書いてみます。
(1)日付:10月28日
(2)場所:会社
(3)出来事:
  部下が仕事の期日を守らなかったのに「まだ間に合いますから。」などと
  言って謝らなかった。
(4)思ったこと、して欲しかったこと:
  間に合うのはこちらが余裕を持って計画を立てているからである。約束が
  守れないのであるからまずは謝るべき。
(5)言動:部下には特に注意はしなかった。
(6)結果:1日中腹が立って後にひきずった。
(7)怒りの強さ:2
  
まず、書くだけで効果があります。皆さんはレコーディングダイエットをご
存じですか。やせようと思ったら毎日、体重と食べたものを記録するので
す。ただ、それだけでやせていくそうです。「今日は1㎏増えている。昨日は
朝はパンとジャムとコーヒー。お昼は天ぷらそば、夜はトンカツと味噌汁。」
などと書きます。こう書いてみると揚げ物が多く、野菜、果物が少ないのが
わかります。自分の食生活の傾向がわかるので、だんだん、食事に気を付
けるようになるというものです。

「怒りの記録」もそれと同様、自分が何に怒っているか気づくところから始
めます。講座に来る方は怒っているから講座に来ているわけですが、いざ
書いてもらうと「思い出せない。」とか場合によっては「あんまり怒ってい
ないかも。」などとおっしゃる人もいます。まずは、書いてみて、自分が
「いつ」「どんなときに」怒っているかをつかんでください。

これをどうやって使うかは次回、ご説明します。

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こちらに引っ越しました。

アンガーマネジメントの講座に参加する人はどういう人たちだと思いますか。
「この人いかにもキレそうだよね。」「ヒステリックに怒鳴ってそう。」そんな人
は来ていません。皆さん、穏やかで、どちらかというと真面目な人が多いです。

さて、そんな穏やかで真面目な人がなぜアンガーマネジメントの講座に来る
のでしょうか。

答えは怒りの性質にあります。怒りは、身近な人に対してより感じやすくなり、
弱いところに向かっていく傾向があります。

身近な人に対しては
「言わなくてもわかってくれるはず」
「何度も言っている」
「気が付いてほしい」
などの甘えの気持ちが生じます。

身近な人ほど自分にとって大切な人であると思いますが、こういう人に対して
ほど、怒りが生じます。大切な人との関係を良いものにしたいなら、怒りを管理
できるようになる必要があります。

また、自分より強い人に向かって怒る場合は、よほど覚悟をもって怒る必要が
ありますが、自分より弱い人にはいとも簡単に怒ることができます。

つまり、穏やかで真面目な人でも自分の身近な弱い人に対しては怒ってしまう
のです。自分の身近で弱い人というと誰を思い浮かべますか。そう、お子さん
です。お父さんやお母さんに怒られたお子さんはさらに弱い人、弟妹、学校に
行って自分より弱いお友達に怒ってしまいます。こうして怒りは連鎖するのです。

私たちは怒りを管理する技術は学んでいません(ちなみに最近の小学校では
感情理解教育という名前でアンガーマネジメントが取り入れられていますので、
これからの子供達は、怒りを管理する技術を学ぶことになります)。親になっても
親としての振る舞いを学ぶことはありません。私は、自分の親、先生の口癖が
自分の口から出てきてげっそりすることがありますが、皆さんの感情表現は皆
さんのご両親から引き継いだものであるかもしれません。悪い感情表現は自分
の世代で止めましょう。強い者から回ってきた怒りは自分のところで止めましょう。

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私は、すべての親にアンガーマネジメントを届けたいです。親になったらアンガー
マネジメント、すべての親にアンガーマネジメント。10月講座まだ残席あります。
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皆さんは、誰かに怒りの感情をぶつけられたらどうしますか。

いろいろな行動がありますが、幸せになってうきうきする人はいません。自分もイライラして
抱えきれないで、自分より弱い者に当たります。

会社で怒られた部下は家に帰って子どもにあたり、子どもは弟妹にあたり、弟妹は学校に
行ってより弱い子にあたり、弱い子は犬や猫を蹴飛ばします。怒りは強いところから弱い
ところに行く性質があるのです。もしかして弱い子をいじめている子は、教師からもらった
怒りをぶつけているのかもしれません。店員に怒っている人は会社で上司に怒られたの
かもしれません。

自分が強い立場にある人は意識してアンガーマネジメントを学ばないといけません。上司、
教師、親などです。部下や生徒や子供が萎縮するだけでは済まず、怒りはさらに弱いとこ
ろに行くのです。

日本アンガーマネジメント協会の理念は「怒りの連鎖を断ち切ろう」であると以前書きました。
どこかから来た怒りを自分のところで止めよう、自分は怒りの連鎖の輪から抜けようというこ
とを目指しています。

もし、人に怒りをぶつけてしまいそうになったときは、「怒りの連鎖を断ち切ろう」を思い出して
ください。

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怒りの連鎖を断ち切ろう。10月講座残席あります。
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