イライラの消しゴム

オフィス悠々代表高田しのぶのブログです。
「ゆったりと健やかに」をイライラの消しゴム®で実現します。

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2014年08月

以前、ご紹介したストレスメモについて以下の質問をいただきました。

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四つの分類の中で、なにが変えられるか、変えられないかの分類の仕方が
わかりません。自分の感覚で振り分けていいのでしょうか。
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ストレスメモとはあなたが怒りを感じたある出来事が「変えられるか、変えられないか」「重要か
重要でないか」で分類してみて、その分類によって対処を考えてみましょうというものでした。
stressmemo2


まず、「重要か重要でないか」ですが、これは自分の感覚でわけてください。

「変えられるか変えられないか」ですが、これも自分の感覚です。
例えば、私は天気は変えられないと思っています。「変えられなくて重要」なので
天気でイライラしないよう現実的な対処として折りたたみ傘を持ち歩きます。

これに対し、天気は「変えられるし重要」だと思って雨雲を発生させるとか、雨雲
を散らすとかの研究をしている人もいます。この人は「いつまでに」「どうやって」
「どのように」を考えて研究しています。

この例は極端ですが、たとえば、お子さんが片付けられなくてイライラしている
場合、「今は変えられないが重要なので現実的な対処をする」人もいれば
「そのうち変えられるし重要である」と思って「いつまでに」「どうやって」「どの
ように」を考える人もいます。

大切なのは、4つに分類することではなく、分類した後のことです。分類した後、
それに沿って行動することが大切です。

さて、もう一つ大切なことはご自身が「変えられる」と思って行動してもそれは
失敗するかもしれないということです。雨雲を発生させたり、雨雲を散らしたり、
お子さんに片付けをさせるのは「いつまでに」「どうやって」「どのように」を考え
ても失敗することもあります。「他人は変えられないが、自分の意見は言って
みてもいい。」くらいに思っているといいのではないでしょうか。


アンガーマネジメントの講座には大人向けのものと子供
向けのものがあります。先日、子供向けの講座が大幅に
改訂されたということでキッズインストラクター養成講座
を再受講してきました。

講座の中でなるほどと思ったことを書きます。

「自分は悪口をいうべきでないという『べき』を持っている。
このべきがあるために悪口を言う人を見てイライラしてい
るが、かと言ってこのべきを緩めることは良いことだとは
思わない。どうすればいいか。」という質問がありました。

これに対して講師の回答は「自分のべきを書き換える必要
はないが、相手を許容してはどうか。」ということでした。つま
り、「この人はこういう立場なのでこう言うのだろう。」「自分は
しないが、こういう人もいることは理解できる。」「この人がそ
れで不満を解消できるのであれば、それはそれでいい。」

I'm OK, You are OK.という言葉がありますが、その考え
でいくということですね。

志村幸代講師ありがとうございました。

さて、子供向けの講座ですが、5歳から小学校中学年まで
が対象です。ご希望がありましたら出張して講座を開催
いたしますのでofficeyuyu3☆gmail.com(☆を@に変えて
ください)にご連絡ください。

講座に参加したAさんからご質問をいただきました。

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怒りっぽい主人に、子どもたちを怒らないように言っても、「分
かってはいるが余裕がないから出来ない」と言われます。どう
働きかけたら良いのでしょうか。
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ご主人にも講座のご案内をお送りいたします。Aさんからも
講座の受講を強く奨めてください・・・、というのが私の商人と
してのお答えですが、こんなことを言っても仕方ないですね。

「過去と他人は変えられない」という言葉があります。基本的に
他人を変えるのは無理です。しかし、ご自分が変われば周りが
変わることはあります。

ご自身のお子さんへの接し方が良いものであれば、ご主人は
それをまねるかもしれません。今までと何か変わったことが
あればご主人は「この前の講座でどんなことを習ってきたの。」
と尋ねてくるかもしれません。まずはご自身が変わることで
周りの人によい影響を与えてください。

ちなみに、私は夫に「アンガーマネジメントを教えようか。」と
言っても断られ続けています。夫は私とは段違いに人間が
できていますので私のことを「この人はアンガーマネジメント
なんて教えられるのだろうか。」と思っているようです。

さて、先日、連続講座を開講したい、と書きましたが、カップル
講座の開講も考えています。ご夫婦やカップルでご参加いた
だき、二人の間の「べき」をすり合わせたり、コミュニケーション
の仕方を学ぶものです。企画を温めている講座はいろいろあ
ります。順次、開講していきますのでお待ちください。










講座参加者から以下のご質問をいただきました。

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(疲れて)自分の(怒りの)キャパシティが下がってしまっているとき
は相手に伝えてしまおう、というお話がありました。
 私の場合、子供はまだ幼くいまいちわからないようですし、基本
的に相手は変えられないもののような気がします。
 大声を出したりするところまで怒りレベルを上げないためには、どう
いうことが有効でしょうか。
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疲れているときは、怒りやすくなります。このようなときは、「今日は、
ちょっと疲れているのでイライラするかもしれない。」と伝えてはどう
かという話をしました。

伝えたところで(相手が大人であれ子供であれ)それを受け入れてくれる
とは限りません。このような場合は、対処療法を考えましょう。

大声を出したりするところまで怒りレベルを上げないために、ということで
「6秒」待ってください。6秒にも理論と技術があります(すごいですね、
なんでも理論と技術がありますね。)。

怒りのピークは6秒だといわれています。6秒たつとそれ以降は小さく
なっていきます。すぐに行動しないで、まずは6秒待ってください。6秒
待つために今、怒ったことを手の平に書いてみてください。「頭が痛い
から静かにしゃべってくれと言っているのに大声を出されて腹が立っ
た。」どうですか。もう6秒以上経ちましたよね。6秒立つと冷静になれ
ますから大声を出さないで、静かに対応することができます。

(9月21日追記)
手のひらに書く、という方法は、外では難しいです。外にいるときは、
太ももに書いてみるとか、おしりに書いてみるとか、手のひら以外に
書いてみてください。

以前、片付けられないという記事でご紹介した、お子さんが片付けられなくてイライラしている
方から以下のメールをいただきました。ご本人の許可を得てご紹介します。

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講座では子供が片づけられないことは「重要で変えられない」に分類されると申し上げました。

その後、年齢とともにいくらかできるようになるので、「重要で変えられる」に分類できる、と思
い直しました。

その上で、以前少しは片づけられていたことを鑑みて、子供に対するハードルを上げてし
まっていたのかなと思い当りました。

今のようなイライラがなかった頃は「○○はここにおやすみなさいしてあげよう」とひとつづ
つ誘導していました。たくさんになると飽きてしまうので、大筋はそういった声かけをしな
がらこちらで片づけ、「ありがとう、できたね!」と褒めるように気を付けていました。

提案してくださった「指示は具体的に」にあたるでしょうか。

ここのところお友達が上手に片づけられる様子を見たりして、この年だからこのくらい
できるはず、という「べき」に固執してしまっていたようです。

また以前のように促してやると、子供も楽しく私もイライラせずに取り組めました。

とはいえ、ずっとそういうアプローチが必要なのでは困りますので、
少しづつしまい場所まで言わずに考えてもらうなどしてみようと思っています。
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少しは講座がお役に立てたようでよかったです。

「(大きくなったらできるようになると)客観的にみる」「具体的に指示する」「べき
をゆるめる」「ほめる」「段階を踏む」といくつかの手法を組み合わせて問題解
決にあたっているようです。

「なんとなく今日はうまくいった」「なんとなくできるようになった」ではなく、この
ように言語化して技術として認識できると、楽になるのではないかなと思います。
技術は、知らないと回り道をしてしまいますが、知っているとすごく楽になりま
すよね。

この方はお友達同士でご参加になったので、講座の後もお友達同士お話
して気づきがあったとも伝えてくださいました。

お友達同士でご参加くださるのもいいですし、私は、連続講座を作って、
講座の場を仲間づくりの場にしようと思っています。現在、準備中ですので
お待ちください。

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