講座を受講したある大学教員の方(田中恵子さん、仮名)からこんな質問を受けました。

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私の研究室に学生がやってきました。
入ってきて
「田中恵子って人いますか。」
と言い放ちました。
びっくりして二の句がつげませんでした。
このことには触れず(びっくりして触れることもできず)、
本来の用件についてはだいぶ不機嫌な対応をして終わりにしましたが、
思い返してムカムカが治まりません。
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嘘のような本当の話。
こんな時には前回までの伝わる話し方が役に立ちます。

 伝わる話し方
 いつもそうだよね、何万回も言ったよね
 感情は一言で
 心を入れ替えるのは無理
 結果は受け入れられるとは限らない
 10年以上持っている本です

あまりにも驚いた場合はまず、そのことを伝えましょう。
「びっくりして口がきけない。」
これは感情に当たります。
事実、感情、提案、結論を述べる、と伝えましたが、
この順番は変わっても構いません。

「びっくりして口がきけない。」
これを言うだけでも
「びっくりして口がきけなくてだまっている。」よりは
精神衛生上大分良いです。

次いで、事実、提案、結果を述べていきましょう。
「あなたは今、私の名前を呼び捨てにしたけれど、
私のことは先生と呼んでほしい。
あなたと気分よく話しをしたいからそうして欲しい。」

提案は具体的にしましょう。
「呼び捨てにしないように。」などと言うと「田中さん。」などと言われかねません。
本当は、
「いますか、ではなくいらっしゃいますか、でしょう。」
とかいろいろ言いたいこともありますが、提案は一つだけにしておきましょう。

今の状態をそのまま口に出す、という方法はいろいろな場面で使えますので覚えておいてください。
例えば、怒鳴り散らす上司に
「怖いので怒鳴らないでください。」

例えば、道端で駄々をこねている子供に
「恥ずかしいから起き上がろうか。」

今の感情をそのまま口に出す、という方法を使ってみて下さい。

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